オクトラ2最終章感想まとめ後編

ついにサブストーリーも残すところあと14%程度(トロフィーコンプ率より算出)となりまして、サブストーリー終えたらエクストラストーリーに入ろう…と思いつつ、めちゃくちゃ寂しい…。終わってほしくないゲームに出会ったのは久々です。マジで終わるの?? いやだなあ…このメンバーが「じゃあね」って分かれちゃって別々の道を歩み始めるみたいなの、いやそういう話なんですけど見たくない~~!!! PTチャットとか見てると、分かれてもまた何かあればいつでも集まるし力を貸すし、っていう仲の良さなのはわかってるし、きっとまたどこかで会えるんだろうなとわかってはいるし、普通にそういう妄想もするけど、このゲームやるのほんと楽しみだったから、終わってほしくない…でも終わらねばならぬ…ジレンマ。

メインストーリーの方で各主人公キャラに関わったNPCのその後のストーリーが垣間見えるのはすごくいいですね。たまに人選が謎だったりしますけど、NPCと言えどその後が気になるキャラというのは割といますし、サラッとセリフひとつで済ませたりしないところがこのゲームのいいところですね。

というところで、各主人公キャラ最終章をやったときに脳直でメモって友人に送り付けた感想まとめ、後編に行きたいと思います。前編はこちら。

一応抑えてはいるんですけど、後になっていくにつれてだんだん文量がおかしなことになってきます。あと、ひとつだけかなりモヤモヤしたストーリーがあったので、それに関しては語りません。

パルテティオ編

プロポーズおじさんとは商人としての信念とか夢は違えてしまったけど、それを頭から否定して叩き潰してしまったのではやっぱり違うんじゃないかなっていう気はしてたので、「価値あるものはみんなで分け合う」っていうパニキの理想がここでもちゃんと貫かれてるのめっちゃいいなって思いました☺️ プロポーズおじさんもやり方はともかく商人としては先見の明だったり、開発力とか人を使うのはやっぱりものすごく上手くて、パニキはそこからまだまだ学びたいって思ったんだろうし、プロポーズおじさんの「価値」をちゃんと分け合おうとしたのがくぁーーー‼ってなりました…😇😇😇
またアグネアとかヒカリくんとのパーティチャットがめちゃくちゃよかったんだわ…😇 アグネアもやっぱりパニキ同様に夢追い人なわけだし、ヒカリくんもク国のことだけじゃなくて世界を見ているパニキの視点にはやっぱり尊敬する部分もあっただろうしなあ。何より、パニキは血を流さずに「世界を変えた」わけでそういう点でもヒカリくんはパニキに学ぶ部分が色々あったんだろうなと!

パニキといい、プロポーズおじさんといい、なぜかパルテティオ編だけやたらと身内用語が飛び交っておりますが許してほしいwwパニキ=パルテティオ兄貴の略で、プロポーズおじさん=ロックのおやっさんなのですがこれはパニキ1章でおやっさんが「パルテティオ…お前が欲しい」などと言い出したことに対して、私がこのゲームそういうのあるの!?ってひっくり返った結果ついてしまった不名誉な呼び名です…ほんとごめんおやっさん。そういうのなかったです、ハイ。商人たる者もうちょっと言い方というものをね…。

いやそれはともかく、パルテティオ編最終章はアツかったんですよね…。おやっさんとは商人としての信念とか夢は違えてしまったわけだけど、それでも商人としての腕前とか時流に乗るための商機の目利きとか、そういうところは純粋に尊敬していて、ただ金を儲けて独占すりゃいいってもんじゃねえ! って目を覚まさせる展開が本当に素晴らしかったし、「800億リーフの小切手では信用ならん、現金でないと取引できんなあ??」とうそぶくおやっさんの目の前にアルロンドが800億リーフを現金で運んできた展開が本当に好きで…。現金で800億リーフってまさか銀貨で?? 1万リーフ硬貨があったとして800万枚もの銀貨を誰が数えるんだろう…とか、よくロック島まで沈没せずに来れたねとか、そういういらんこともほどよくツッコませてくれる隙間が面白くて好きです。

契約書買い取るシーンで所持金が800億増えてたのはほんとビビったwRPGでカンストするまでお金を稼ぐって割とよくやりますけど、800億はさすがにないかなあ…あったかな…どうだろwケタが違うよね800億って。冗談抜きで800億リーフあれば世界中の町人を買収して、持ち物を買い取れて、雇えるんじゃなかろうか。雇うのは無理か、アルロンドめっちゃ高いし。

最後の最後、新聞記者たちの真ん前で契約を反故にしようとしたこととか、逆上して装甲機関車で襲いかかってしまったこととか、蒸気機関をパニキに召し上げられて商人としてはもう終わりだ…ってところで「また俺と仕事しようぜ!」って0リーフでおやっさんを雇うっていうのがもうね、ほんとブラヴォーでした…。パニキ好きだ…。

なお、パニキ編のボスには毎度苦戦させられまして、4章の秘書には3回ぐらい全滅させられました…。毎回ヒカリくんをピンポイントで吹き飛ばしてくるパニキ編のボス、主力が分かっておられる…。装甲機関車も強かったしな~!ヒカリくんの試合技は基本的にはブレイク重視で各武器種で手数が稼げるものを揃えているのですが、複数体で弱点バラバラだったりすると、タゲが分散して思うように削れないし、複数体ボスはお互いに弱点消したりブレイク復帰させたりと色々助け合うので難しかった…。いくらヒカリくんがブランドの剛剣で最大火力を叩き出したとしても、そこに至るまでが頭使うので難しかったなあ。何が残念だったって、このとき連れてきてたテメノスのジョブ選択があまりに悪すぎて、テメノスが底力以外でシールド削れなかったのがほんと残念だった。オクトラ2はそういうところある。

アグネア編

同じ師から学んだとはいえ「スターの在り方」は食い違ってしまったけど、おやっさんみたく人を傷つけて踏み台にして上がったわけではなく、純粋に彼女の力量と魅力であの舞台に上がり、孤高であろうとも輝き続けることを選んだドルシネアのスターとしての在り方はそれはそれで人に勇気を与えるものなので、どっちもあっていいし「決着をつける」方にアグネアが乗っちゃダメだろと思う。

あと、個人的にはあれでドルシネアが負けを認めてアンコールの舞台に上がらなかったから、アグネアがスターの座に就きましたみたいな終わり方になってるのがイヤだなって思った主因かも。

ただ、「自分の歌と踊りは、圧倒的なカリスマの前には無力なのか」とうなだれるアグネアに、今まで出会った人達や家族を始めとしたみんなには確かに届いていて、それを受け取ったアグネアが再び立ち上がってみんなの声に応えて踊るという展開はアツくてよかった…( ˘ω˘)

not for meでした。以上。

サブストーリーで「ライラ、その後」をやったのですが、こういう話をドルシネアとアグネアで見たかったなと非常に残念な気持ちになりました。アグネアのストーリー、めちゃくちゃ楽しみだったんですけど、オクトラ2で一番落胆したストーリーでした。

アグネアのことは好きだし、あの子の太陽のような性格と優しさはとても惹かれる。めちゃくちゃ可愛い。好き。それだけにこのストーリー展開は承服しかねます。ここで何を語ってもモヤモヤが残るし、多分賛同も得られないので、これ以上は言わない。私が見たかった話ではなかった、それだけのことです。

なお、普段のボス戦では真っ先に吹き飛ばされたりして戦線離脱しがちなヒカリくんが、ドルシネア戦では誘惑も吹き飛ばしも全部他キャラに行かせて、自分はアグネアの隣にずっと陣取ってたのが何ともヒカアグでした…。私のカプ嗜好、システムに読まれてんのかな。あと、一応体裁としてはドルシネアとのダンスバトル的な感じなんでしょうけど、他の仲間達もステージに上がってバトってる状況をどう解釈すればいいのか教えてほしい…。何かそういう演出的なところも整合性取れてなくてモヤモヤがね…。いっそドルシネアとタイマン張らせてくれ!!!!! ヒカリくんのブランドでドルシネアを吹き飛ばしてアグネアの勝ちってそれでいいのか!!?!?!?(それはお前のプレイスタイルが悪い) 2周目やるときはアグネアとタイマンにすれば多少はモヤモヤも晴れるだろうかと思ったんですけど、誘惑されたり場外に連れ出されたら詰みでは…??? 確か誘惑は健全化を貫通してきた気がするので、他に何か手立てを考える必要があるのかな。手立てあるのかな。

PTチャットのヒカアグだけが唯一の救いでした…。みんなに幸せを届けるはずが、自分が一番幸せを貰ってしまってるかも、というアグネアに「……いいではないか。自分が幸せでなければ、誰かを幸せになどできない」ってアグネアの幸せを肯定してみせるヒカリくん、完全に恋人でした…。あのPTチャットを見た後3回ぐらいゲーム内で再生して動画に撮って更に鑑賞して噛み締めました…。

大舞台の後、宿のお部屋とかでベッドに腰掛けてあの会話してたんでしょ!!! 「えへへ、あたしが一番幸せかも…」ってところでヒカリくんの肩にぽすっともたれかかって、スリ…ってしてたんでしょ!!!! 「いいではないか」のところでヒカリくんがアグネアの肩を更に抱き寄せて、ほぼ耳元で「自分が幸せでなければ~」って言ってるのが私には見えました…。

つか、アグネア編のPTチャット皆勤賞な上に、「俺はアグネアの踊りは好きだ」→「故郷の父君への親孝行はできるうちにしておくといい」→「ところで父君はいかにしてスターの母君を射止めたのだ?」→「皆が力を貸してくれたのはアグネアだからだ(もちろん俺も)」「自分が幸せでなければ、人を幸せになどできない(だからアグネアは幸せでいいんだ)」って着実に恋人としての段階上がってるんだけど何このヒカアグゲーム??? ありがとう!!!!!

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