【FF14】新生エオルゼア珍道中 11

前回までのあらすじ

ついに記憶を取り戻した伝説の機工師シドの駆るエンタープライズに乗り、蛮神ガルーダの居城に乗り込んだキナクロ。蛮神を前に、相変わらずオロオロするだけのキナクロを尻目に黙々とガルーダを倒す先輩ヒカセン達の姿に、やはり自分はヒカセンなど向いてないのではなかろうかと転職先を思案するキナクロの前に現れたのは、帝国の対蛮神兵器アルテマウェポン。

その力は凄まじく、イフリート、タイタン、ガルーダの3蛮神をあっという間に吸収してしまった。

アレがあれば蛮神問題解決するんじゃね? と帝国亡命ルートを思案しながら、キナクロはとりあえず砂の家に戻るのであった。

とりあえず砂の家で休息を取ってから今後のことを考えよう、という話になったので砂の家に戻ってみたらやけに片付いている。奥で人の気配を感じたキナクロが扉をバーンと開けると、そこにいたのはイダとヤ・シュトラでした。生きとったんかワレ

2人は砂の家に戻ってきた後、片付けやら何やらをしていたとのことですが、砂の家に残されていたご遺体の中にはミンフィリアを始めとした賢人達の遺体はなかったとのこと。帝国が欲しているのは「超える力」ではないか、ならば帝国に捕虜として連れて行かれたのではないか。それならば、ミンフィリア達はまだ生きているはず。

救出しよう!

まあ、そういう流れになりますよね…。シド達としても、アルテマウェポンのあの技術は自分が残してきた魔導技術が応用されたものなのじゃないか、ならば責任があるというので仕方ありません。一応各都市の蛮神討伐にはみんなついてきてくれましたしね。情報収集も手伝ってくれましたし。ベスパーベイ転送券があったから、砂の家に行くのもそこまで面倒では…いややっぱ面倒でしたけど。

何より、ふっちの仇を取らねばなりませんからね!!!! 蛮神ガルーダ問題ですっかり忘れかけてましたけど!

ということで、早速ミンフィリア救出作戦のために情報収集です。エオルゼアには帝国陣地がいくつかありまして、まずはどこにミンフィリア達がいるのかを確認しておかねばです。その過程で、どうやら帝国陣地から脱走者が2名出たらしいとの情報を得たので、足取りを追ってみるとビッグスとウェッジでした。かくしてガーロンド・アイアンワークス大集合。いやもう、エンジニアが揃うってテンション上がりますね~。

で、ビッグスとウェッジのもたらしてくれた情報を元に、ミンフィリア救出作戦を練り練りします。

その作戦の内容とは「帝国兵を装って陣地に侵入して、奪還しようぜ」というもの。まあ、帝国陣地も最近は警備が大変厳しくなっているようなので、下手に裏口侵入するより正面から行った方が確実とのことですし、何より帝国兵は入れ替わりが激しく、同僚の顔もろくに認識してないので帝国兵の服を着て、帝国式の敬礼さえきっちりしておけばまず疑われないとのこと。ガバガバだね!!

いやまあ、私も人のことは言えませんけどね…。私の職場は制服着用が義務なのですが、同僚も上司も制服姿しか見たことがないので、外で会ったら100%認識できません。それとはちょっと違うか。ちなみに、ここ1~2年で入った人なんかだと冗談抜きでマスク姿しか見たことがないので、私の顔認証システムは更にポンコツ度が上がります。

すごくメタなこと言うとこの辺りでアウラ族ってまず見かけない(オスラは友人以外に会ったことすらない)ので、アウラってだけでバレそうな気がします。

いやしかし、帝国軍の制服を奪取してそれを着て帝国軍を撹乱するっていうのはFF6のサウスフィガロを思い出しますね~。制服を奪うために帝国兵と何人か戦闘する必要があるのですが、さすがにキナクロにはロックみたいに服だけ器用に奪って戦意喪失させるなどという芸当はできなかったので、普通にぶん殴って倒してましたね…。まあ、あの「はだか」はドット絵だから成り立ってたわけで、このリアルモデルでやられるとあんまりシャレにならない空気が…。

何やかんやで魔導アーマーも鹵獲して、修理と改造を施していよいよ突入です! いや、突入と言いましたが厳密には潜入です…。要は、前線にいる哨戒部隊が交代して帰ってきたフリをして潜入するんですよね。でも気分的にはこのまま突入したい。魔導ミサイルぶっ放したいですよね!!!!! わたくし、魔導ミサイルとバイオブラスターが大好きでした! カイエンの夢の世界でセリスが魔導ミサイルとか使えなかったことにしょんぼりしたのは内緒。

いやあ、やっぱ天野デザインの魔導アーマーはかっこいいですね!!! 撮影時間が昼間じゃなかったのが悔やまれる! なぜかこういう心躍るイベントのときは大概夜か悪天候なんだよな…。私のイベントスクショがいつもめちゃくちゃ暗いのは、大概時間と天気に恵まれてないからです。加工めんどくさい

意外に内装(?)がオシャレなところ好きです、魔導アーマー。魔導アーマーに乗って進軍、おまけに同行者がビッグスとウェッジとなればFF6のオープニングだ~! ってめちゃくちゃテンション上がってたんですけど、魔導アーマーに乗ったのはウェッジでした。えっ…そこはキナクロが乗るもんじゃないんだ…。

一方その頃帝国陣地ではミンフィリアが分かりやすくボコられておりました…。縛り方にセリスのような色気が足りない

帝国側の目的はやはり「超える力」のようですが、その用途としては「蛮神退治を代わりにやってやる」とのことで。うーん、やっぱりアルテマウェポンで蛮神を吸収することはできても、動かす側がテンパードになっちゃったら意味がないわけで、そうなると「超える力」の原理の解明は急務ということなんですかね。どうでもいいんですけど、こいつら「手を組む」という発想はないんですかね?

エオルゼアに住む人達にとって蛮神問題は有史以来ずーっと横たわっている頭の痛い問題で、多大な犠牲を払いながら蛮神退治をしても一時しのぎにしかならないわけなんですよね。FF10の『シン』みたいなもんですな。あれとはまた原理が違うけども、大きな犠牲を払いながら究極召喚をぶつけても復活してしまういたちごっこという点では似てるかなと。まあ、アルテマウェポンで蛮神を吸収することが根本的な蛮神退治になるのか、という点に関しては疑問符はつきますけど、蛮神召喚の抑止力にはなる…と思うんですよね。どうせ召喚しても無駄、ということになれば蛮神問題は一応の決着を見ることになるのではないんでしょうか。

でも書きながら思ったけど、それは結局蛮族とヒトが共存する選択肢を取らない…もっと言えば、ヒトが蛮族を支配することに繋がるので、やっぱり蛮神を抑止力でもって封じるというのは元より選択肢には上げられないのか。この時点での蛮神問題に対する両者の姿勢的には、穏健派と過激派という印象なので、まあ相容れないのも致し方なし。

何か前も言った気がするんですけど、それならば暁の血盟の終着点というのはどこにあるんでしょうね? 「神々に愛されし地エオルゼアに救済を」というのが理念であるわけですが、その救済というのは何を指していて、何をもって達成したと言えるものなんでしょう? まさか蛮族とヒトの宥和政策だったりするんだろうか。ハイデリンが滅んでも達成できる気がしません。というか、実際にその宥和政策で何とかなってたはずのコボルド族と結局ケンカしとるやんけ。

などと考えているうちに、本国に移送寸前だったミンフィリア達を発見し、無事に救出。「ウリエンジェとパパリモの拘束を解け!」とか司令が飛んでたしパパリモからも必死の呼びかけがあったんですけど、拘束の解き方が分からなかったのでそのまま一人でゴリ押しました。イベントアクションあるのかと思ったらなかったんだもの…。

えっ一緒じゃなかったの?

こうして合流を果たしたわけですが、そういやサンクレッド見てないな…? まあでも探してる時間もないし、とりあえずまずは脱出だ! ということで迫りくる追手を蹴散らしながら進み、

イダとヤ・シュトラさんの見せ場なんかもありつつ、シドのエンタープライズに全員で乗り込むことができたのでした。どうでもいいんですけど、ここに侵入してからウェッジがずーっとタタルさんタタルさん言っててちょっと微笑ましかったですね。基本カプ厨なので、こういうのめちゃくちゃニヤニヤします。もっとオラにカプ萌えをくれ~! 萌えはゲームを進める原動力。

飛び去るエンタープライズの前に再び現れたアルテマウェポンとガイウス。その隣には何とアシエン・ラハブレア。ここに来てようやっと現在の脅威を目の当たりにした暁の血盟のメンバー達。

アシエンにも序列関係があるようで、ラハブレアはその中でも上位にあるようですね。それにしても、帝国とアシエンが手を組んでいることが明示されたこのシーンですが、何かこう、アレですね…ガンダム00一期ラストの方で、本当の黒幕はリボンズ・アルマークでしたー! という展開が見え隠れしてますね。あと、ガイウス閣下はどうも力でもってエオルゼアを平定することを目的としている感じの言動してますね。うーむ、思想的には過激派の趣がありますけど、だからこそシドの後見人ができていたというのもあるし、それゆえにシドとは思想が合わなかった感があります。

などと思いながらモリモリスクショ撮ってたらですね、アシエン・ラハブレアが唐突にその仮面(?)とマントを取って素顔をご披露してくださいました。

見事なフラグ回収でした。

いやこれ本当に予想もしてなくて、リアルに「は?????」って言っちゃいましたからねw確かに、砂の家が襲撃されたときにサンクの姿はなかったんですよ。だけど、イダとヤシュさんも姿はなかった。こっちは後々合流したけど。暁の血盟の賢人達は「任務」のために砂の家にいたり居なかったり(私が見落としてたり)するので、いないことに全く気付いてなかったんですよ。

いやこれ冗談抜きでいつから? 少なくとも、サンクの姿をはっきり最後に見たのは蛮神タイタンが召喚されたとの報告を受けているシーン。「リムサならヤ・シュトラだな」みたいなことを言ってたのは覚えてます。その前後、どこの時系列かははっきりしないのですがおそらくその会議終了後に「今やっている調査が面白いことになってきてるんだ」とか廊下で言ってたのも何となく覚えてます。そのときのサンクは正気だったのか? 私がこれまで見てきたサンクは、本当にずっと「本物の」サンクレッドだったのか?

ヤ・シュトラが言うには、砂の家の周辺で帝国軍進軍の目撃情報などはなく、転移魔法などの形跡もなかったことから、アシエンの特殊な転移魔法が使われたのだろうとのことでした。そうなんだよな~よくよく考えたら、ピンポイントで砂の家への転移魔法使うには、中にアシエンがいないと無理筋じゃない?

などと頭パーン状態になりながらも、まだまだ話は続くのでした…。