去年、10周年か〜ってなってたのに、早くも1年経ってしまったのが衝撃。黄金、楽しかったのでこのまま次の10年も頼むぞ吉田! という気持ち。

花火がきれいに撮れて嬉しかったです(*´꒳`*)

メインストーリーはゼノス初戦〜セイレーン海開放まで。どこからどう見てもか弱い村娘(白魔道士)に容赦ないゼノスよ…。物語的には初めての負けイベントでもあるのですが、何というかこの辺で増長してたであろうプレイヤー諸共「ヒカセンより強い奴はいるんだぞ?」と突きつけてくるのが面白いですよね。紅蓮はよく、ヒカセンが傍観者というか一兵卒でしかないみたいに言われるんですけど、ここでちゃんと負けを挟むことで誰かを助け守るにはもっと強くあらねば、と目標のようなものがひとつ明確になるのはしっかり主人公してるんじゃないかなと思ったりします。
まあ、その後ハッキリとパワーアップイベントみたいなのはないのでアレなんですが、物語が進むにつれて最初は手も足も出なかったゼノス相手に、どんどん「届く」ようになってる演出が入ってるので、ゲーム上の都合である「進むにつれてレベルアップ」を上手いこと組み込んでる…のは言い過ぎかしらん。
何やかんやでLv60〜70にかけて、ほとんどのジョブはアビリティが増えて基本的な動きは完成しますからね。使い勝手もかなり変わるので、そういう意味でもストーリーを通したレベルアップでヒカセンはゼノスと渡り合えるようにしっかり強くなった、という道筋も描かれてる…ような気がします。そういうところはきっちり主人公なんだよな。
ただ、ストーリーの構図としては「ガレマール帝国の植民地であったオサード地方、ギラバニア地方をエオルゼア連合軍と共に反乱軍が奪還する」という国同士の争いである部分は崩せないので、ヒカセンはどうしても一兵卒ポジションに過ぎないのは致し方ないかなと。ヒカセンの武功が連合軍を鼓舞したのは間違いないけどね、そこでヒカセンのお手柄にしちゃうのは話が変わっちゃうので。
まあ、紅蓮は溜めに溜めて最後の最後にやっとドマ奪還〜アラミゴ奪還と戦況をひっくり返す構成だけど、そこに至るまでは現地の人と愉快な交流なんてこともなければ、蒼天のようにファンタジー全開の新天地へワクワクご到着! ってこともないので好きじゃないって人が多いのはわかる。
でも、個人的には最後の最後に戦況をどんどんひっくり返すカタルシスは好きだし、曲が好きなので紅蓮は好きです。アジムステップが最高!

