#FF14 多様性の時代であり、多民族国家なのだから何でもかんでも受け入れる、というのは違うわけで合わないものを無理に受け入れると当然歪みが出てくるし、もっと良くない結果になる可能性だってあるわけですわ。
スフェーンはトラル大陸の人たちにレギュレーターの装着については選択の余地を与えていたのにウクラマトは問答無用でレギュレーターを否定する、多様性を拒否しているなんて言説を見ましたけど、これ個人的にはスフェーンが多様性を認めているのではなく、魂資源が不足しているから全員にレギュレーターは渡せないのが正確なところかと思ってます。
既に障壁内での魂の循環は実体化させられない永久人が出ているくらい逼迫していて、当然のことながらエバーキープ内に暮らす生者に配給する魂資源も既にカツカツだったと思われます。
そんな中でトラル大陸出身の人たち全員にまでレギュレーターを渡すのは死活問題。だけど、アレクサンドリアとして併合した以上はトラル大陸の人たちにも等しくレギュレーターによる残機制を享受する資格はある。
その辺を鑑みて彼女が取ったのがどちらでも選んでいいよという政策だったのでしょう。昔ながらの農耕を営みたがる人たちに技術を供与したのも、そうすることでアレクサンドリアへの感謝を植え付け、トライヨラへの侵攻に対して文句を言わせないためとも考えられます。
思うに、別に彼女は多様性を認めてはないと思います。彼女にとってはアレクサンドリアが全て。アレクサンドリアを護るためならどんなことでもする。逆に言えば、アレクサンドリアでないものはどうなっても構わないのです。それを多様性とは片腹痛い。彼女がそもそも原初世界に何をしに来たのかをすっかりお忘れになったのか。それを多様性だからと受け入れてしまうのは、そのまま自国民の死を意味する。一国の王として受け入れられない生き方を選んだ彼女を敵として排除するのは多様性どうこうとは別の問題だと思うんですよね。
なんて書いてたらまーた「私の話題に乗っかっといて否定してくるなんて!」怒られるんですかね…。