Short Story
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2019/03/22 16:59
7
背中に冷たい空気を感じて、ふと目を覚ました。乱れたシーツと見慣れない部屋、意識にはまだ霧がかかっているようで状況が掴めない。腕に感じる重みと温もりの方に視線を移せば、身体を丸めてくうくうと小さな寝息
2019/03/06 12:09
6
びくびくと震えるティナの腰をそっと下ろして、彼女の口唇に自分のものを重ねながら、ぎゅうっと抱きしめる。そのまま何も言わずに、そそり立った自身をティナの柔らかく濡れそぼった秘部にぬるぬるとこすりつけて
2019/03/05 16:27
5
ごしごしと背中をスポンジでこすられながら、エドガーはぼんやりと天井を見つめた。セッツァーはああ見えて好みのうるさい男だ。用意した部屋で満足してもらえているだろうか。朝食と共に文句を言われるのはごめん
2019/03/05 12:28
4
一方、その頃。 久方ぶりの客人だというのに、フィガロ城の動力部に発生したトラブルのために夕食会を中座せざるを得なかったエドガーがやれやれとエンジンルームから出てきたのは、既に宴会もお開きになってし
2019/03/04 00:53
3
一糸まとわぬ姿で互いに向かい合い、改めてセッツァーの口唇に自分のものを重ねる。舌を出し、セッツァーの口唇をぺろりと舐ると、応えるように薄く開かれ絡め取られる。混ざり合う唾液が妙に甘ったるく感じられて
2019/03/01 15:14
2
「はー、お腹いっぱい! 色男もティナも毎日こんなの食べてるのかなー。お城ってすごいなー」 「だとすれば、食った分はどこに行ってるんだろうな。こんなの毎日食ってたら、太っちまう」 「確かに……」 す
2019/02/28 15:38:01
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風を切って、流れていく雲を見つめていると己の中にぽっかりと空いていた何かが、風で埋まっていく気がする。どこまでも広がる青い空は全てを飲み込んで、奪って、そして与えてくれる。だから惹かれる。離れられな
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