こんな寂しいことある!? ってくらい寂しかったです…。今すんごいロスってる。色々ありすぎて、描きたいものがいっぱいあるけど、何から手を付けていいのかわからない…。とりあえず、文章にして吐き出そうということで感想を書いています。めちゃくちゃ長い。長いので暇なときに読んでください。
サブストーリーも異界の門を除いて全てクリアし、歴戦武器もひととおり集め終わり(さすがにドロップ狙いはやってない)、ついに始めたエクストラストーリー冒頭、8人でワイワイガヤガヤとキャンプをしていて、ああ〜私オクトラ2でこうやって8人全員でわちゃわちゃしてるところずっと見たかったんです…ありがたや…(ˇ人ˇ*)って拝み倒してたら、ここでもヒカアグが「ヒカリくんならきっとみんなを幸せにできるよ!」「ありがとう…」ってイチャイチャをブッ込んできて、こ、このふたりはもぉ〜〜! と萌え悶えまくりでした。こんな楽しいシーン見せられたら、マジで離れがたいヤン…って既に半泣きになってたのですが、8人全員で世界各地の聖火が消えるという夢を見て、起きたらもうすぐ夜明けのはずなのに外は真っ暗。
これはただごとではないと、今しばらく旅を続けることにした8人…という感じで始まったエクストラストーリー、各人のストーリーやクロスストーリー中で示唆されていた「夜を呼ぼうとしている黒幕」「各章ラスボスに暗黒の存在を知らしめた存在」がついに明らかにされたわけですが……そんなことある!?
パルテティオをずっと追っていた新聞記者オリ。彼女はヒカリくん1章のとき燃え盛るク国城内で見つけた手記に記された「妹」だった。確かにずっと「兄様がいる」ということを言っていましたが、そこに繋がるなんて1ミリも想像してなかった。兄と同じく、戦に明け暮れるク国に絶望した彼女は「明日など要らない」と望むようになり、夜を呼ぶための計画を完遂するための監視役を務めていた。ひょんなことで出会ったパルテティオの語る夢の壮大さと、夢と信念のために世界を変える取引を成功させた彼に、オリは「彼の創る明日を見てみたい」と少しずつ心を動かされるようになったのに、もう後戻りはできないと彼女は聖火を消すための贄になった。が、パルテティオへの希望が彼女の手元を狂わせ、一命を取り留めたものの姿を消してしまった。……そんなことある…???(もう号泣)
でもちょっと手記落としすぎだよねオリちゃんさあ。誰かに…パルテティオに見つけてほしかったのかな。彼女の手記にはクロードが「邪神ヴィーデと大魔導師ダーケストの子であり、ヴィーデの器になる存在」「だが彼はその役割を放棄し、自らの子に託すことにした」ということと「ク家にはいつしかダーケストの血が混ざり、それが呪われた血として継承されてきた」ということが書かれており、えっ…ということはソローネはダーケストの孫に当たるし、ヒカリくんもダーケストの血を引く=ソローネと遠縁にあたる…ってコト!? 誰やヒカリくんの設定考えた奴!!!!! ヒカリくんてんこ盛りすぎるやろ!!? (スタッフロールに時田貴司の名前を見つけた私「お前か……」)
フレイムチャーチで大人気の神官ミントさん。物腰が柔らかく誰に対しても優しい。教皇殺害事件の真相を追って旅立つテメノスに「手紙をくださいね」と言うなど、もしやフラグか…? と思わせといて、彼女と試合をすれば覚える技は「奉仕(敵を回復させる)」、情報開示すれば縦読みで「全てうそ」。何なのこの人こわっ! て思ってたら、案の定裏の顔があって実は月影教の指導者だった。いや確かにね、テメノス編で「月影教に人心掌握に長けた人物がいる」って何かの手記にあったし、聖堂騎士団団長カルディナは人心掌握に長けてるというほどではなかったし(団長としてのカリスマ性はあったけど)、そもそも彼女は月影教から虐殺を受けたカル族の生き残り。月影教どこ行った? ってのがテメノス編であれこれこんがらがった原因であり、テメノスの言う「歯に肉が挟まった感じ」だったのですが、よもやクロードと同じく「若い顔した老人」で、アグネア編で出会った一座の演出家の「女神様」だったなんて誰が予想するんだよ……。しかも、「女神様」と自分を慕う彼女に「愛しているわ」と言いながら彼女を聖火の贄にした。突然の百合に困惑。嘘だと言ってよバーニィ。
フレイムチャーチに入った瞬間にイベント進行してしまったせいで、教皇とロイとクリック君を殺した相手なのに「……断罪してやる」とテメノスがすごい形相で言ってたのに、テメノスもソローネもPT編成しそこねました…orz おまけに入ってたオズバルドは落日の遺跡の聖火を再点火するために控えから呼んできてたのでよりによって裸。色んな意味で泣いた。でもヒカリくんがすべてを吹き飛ばした。強すぎ。
黒の狩人ペトリコール。オーシュット編でちょいちょい黒の狩人ってのが出てきてたけど、相棒に選ばなかった方のポケモン(ポケモン言うな)を闇の魔物化させていたという情報が出てきて「お前かーー!!!」ってなりました…。闇堕ちした相棒候補はそれはもう痛めつけられ、誇りも何もかも失わされたということが言われていて、もうそれだけで「師匠…何で両方連れて行けなかったんです…」って泣いたものですが、その犯人がついに!!! と思ったら、聖火を消し闇の魔物を完成させるための贄になっていた。こいつだけはオーシュット編でも特に語ってる姿などを見なかったので、何かすごい印象薄い……。キャスティ編でトルーソーを唆したのも、実はクロードだったとオリの手記にあったしな…「同行していた女(キャスティ)を口説けず残念がっていた」ということですが、よかったねキャスティ……。いや、キャスティは口説かれてたとしてもクロードになびくことはなかったんじゃないかと思うのですが、それでもね、あんな奴に「俺の子を産んでくれ(弥勒さまか)」とか言われなくて良かったと思います…。多分そのくだりを読んだテメキャス、「まああの場にクロードがいたなんて…」「おやおや、随分と穏やかじゃないですね」「いやだテメノス、顔が怖いわ」「私は努めて冷静ですよ」とかそんな感じでいたんだろうな(スキあらば妄想をぶっ込むスタイル)。
最後に、ク国の鷲……カザン。いやほんとさあ、そんなことある??? 彼の真名はオボロ。ヒカリくん1章で燃え盛るク国城内を探索したときに見つけた、「ク国の敵国人でありながらジゴ王に取り立てられ、ク国のもたらす戦火に世の中クソだなと絶望した」という内容の手記。やたら印象に残っていて、何だろうこれはと思ってたんですけどヒカリくんのストーリー中ではついぞ明かされることもなく、ここに来てお前が書いたんかい!!!!! ってなるというカタルシス。いやね、よくよく読めばジゴ王に取り立てられた=つい最近の人であるわけで、長い時間をかけて立ててきた計画を遂行するって一文からも周到な人物らしいことはわかるのはわかる…んですよ。だけど、そんなことある???
夜を呼ぶために黒血剣が必要→黒血剣はク家の家宝で手が出せない→じゃあク家に殺し合ってもらって潰そう→ヒカリくんを王にしようと考えていたジゴ王とムゲンを対立させて謀反を起こさせる、ってお前……いやまあ、オボロが明日をも知れない暮らしをずっと強いられていたのは間違いなくク家が起こした戦争のせいで、ク家に恨みを抱くのも当然なのですが、1章から全部仕組んでただなんてお前……。ヒカリくんとは幼少の頃から戦のない世について語り合ってきた、ということがPTチャットで幾度となく示されていたし、ヒカリくんも「ムゲンを討つにはカザンの策が必要」と真っ先に頼りにしたくらいなのにお前……。
オボロにしてみたら、1章の時点でヒカリくんとムゲンが相討ちになれば万々歳だったけど、まあおそらくあの時点では敗走せざるを得ないだろうからモンテワイズで資金稼ぎをしながら待っていよう…みたいな感じだったんだろうか。ヒカリくんが力をつけて、ムゲンを討つ際のドサクサを狙っていたと思われますが、策が…策があまりに周到…。モンテワイズの闘技場で稼いだ大金を、ク国復興にポンと寄付したのも「うあー復興資金を稼ぐ目的であんな賭けしたのか…」って感心しきりだったんですけど、そうだけどそうじゃないというか、オボロ視点では「まあ、これくらいは夢を見てもらいましょうかね」的な感じだったんだろうか…うああああああ(ゴロゴロ)
いや待て、ということはですよ? ヒカリくんてば親友(リツ)に裏切られ、師匠兼盟友(ジンメイ兄妹)に裏切られ、挙句の果てには最も信頼を置いていたと言っても過言ではない盟友(カザン)に裏切られてた……ことに……
ヒカリくんが何したって言うんですかあ!!!!!!
いやここまでされたら人間不信になるよ……。裏切りの代名詞扱いのカインですらここまではやってない。セシルですらここまでされてない。ヒカリくんの今後のメンタルケアがあまりに心配です。ヒカリくんを抱いてあげてくれアグネア…「仲間たちは、あたしだけは、ヒカリくんを裏切らないよ」って抱いてあげてくれ……あんまりや……(一番泣いた)
でも、結果的にはカザンがいなければヒカリくんがク国を取り戻せず、ク国は平和な国にはならなかったわけで……黒血剣を盗み出すためには城に侵入する必要があった以上、ヒカリくんの討ち入りは全力支援しなければならなかったと思うんですけど、少しでいいから、妹のオリがパニキが創る世界を見てみたいと思ったように、ヒカリくんが造る平和な国とやらを見てみたいという思いがなくはなかったのだと信じたいです。