【オクトラ0】権力を授けし者2章

ガ・ロハとパーディス三世のヤバさが際立つ回。

そういえばパーディス三世はエドラス王国でずっと西方異民族からの侵略を退けてきた、って話がありましたけどそれもガ・ロハの一部とかだったりしたのかしら。

権力を授けし者2章 守るべきもの

三国作戦会議 in アルティニア

そういえば権力編の章タイトル、「者」ではなく「もの」なので色んな意味がかかってるんでしょうね。

先の戦いで壊滅的な打撃を受けた三国同盟ですが、かろうじて王たちはアルティニアに逃げ延びて今後の作戦会議を始めます。とはいえ、文字通り壊滅的な打撃だったので今のエドラス・リーヴェン・アルティニア三国の兵力をかき集めてもガ・ロハ軍には遠く及ばないとのこと。いや、西方大陸の人口どんだけなの。

まあ、いくらパーディス三世の死から時間が経っているとはいえ、このときに三国ともかなり兵力を失っているので、そもそもオルステラ内の他の国が侵略してきても対抗できなかったんじゃないですかね。

オルステラ全土を侵略しますよという宣戦布告だったので、やはりここはオルステラ全土が協力して対抗せねばならないということで、ソロン王はいくつか親しい国へ協力を仰ぎ、リシャールはリーヴェンに戻って艦隊を手配することに。

タトゥロックの狙いは指輪が封印されているオルサ島なので、河を進軍して中つ海に出てしまう前にリーヴェンがせき止めるという作戦。

いやまあ、そう考えると陸に囲まれた中つ海の小島って守りで言えば結構有利ではあるはずなんですけど、何せ河だってことを忘れそうになるような進軍映像見せられてるプレイヤーとしては、時間稼ぎになればまだマシかなといったところ。

アラウネは大陸一の港であり、屈強な艦隊を備えているというグランポートに向かうことに。彼の地の領主はアラウネの知人なんだとか。とはいえ、アラウネ様が知人に協力を要請しに行って上手くいった試しはあまりない(諸王会議のカンシャス首長が印象強すぎる)ので、これは今回も一悶着ありそうな予感。

ここさあ、もうほんとさあ、いやわかるよ、まさに死地に赴かんとしてるリシャールに対して「生きて帰ってください」はわかるよ、アラウネだって道中無事でいられる保証とかないからわかるよ、わかるんですけどね。けど、ここはもうお互い惹かれ合ってる男女の会話やろ…。

一方タトゥロックはお食事タイムですが、男の生気を吸うほど美しく強くなるというのはマジで指輪の能力なのかタトゥロック自身の妖術なのかマジで判断つかん。

男限定なんですかね?? タトゥロック軍には確かにあまり女性の姿って見えないし、そもそもオクトラ世界の軍隊というか剣士をはじめとした戦闘職は女性の存在が珍しいっぽい雰囲気はありますが。

なお、主人公含めたオルステラ連合軍の動向は筒抜けだった模様。これはオルステラ連合軍から情報が漏れてるのか、はたまたペラギアの情報収集力がずば抜けているのか、単にオルステラ連合軍の動向が分かりやすいだけなのか。

グランポートにて

一方、グランポートに向かうことにしたはいいものの陸路は封鎖されているし、海も魔物で荒れているから誰も船を出したがらない…どうしよう…っていう流れだったわけですが、ここで船を開放してない場合ってどうなるんですかね~。さすがに船自体は結構早い段階で開放クエストが出るし、クエスト自体も結構簡単に達成できる(船大工連れて来る以外に8万リーフ払えばOKなのは知らなかったw)ので、何かツテはないでしょうか的な話で強制的に開放イベントになったりするんだろうか。

グランポートへの道中で、レブラントがアラウネに考えを問いただします。

エドラス王国はあちこちに敵を作るタイプの外交をしていた国だったので、アラウネの知人だというグランポートの領主も、レブラントの口ぶりだとろくな知り合いではなさそうですね…。

そこに唐突に現れた盗賊、その盗賊を倒してくれたのは何とクラウザー将軍でした。パーディス三世の死後、エドラスに留まってほしいとアラウネに頼まれたものの、それを断りあてもなく旅をしていたクラウザー。そんなクラウザーに、異国の脅威に対抗するためにもう一度協力してくれないかと要請するアラウネ。

しかしクラウザーは、仕えるべき王を見誤った己をまだ許せていないようでした。まあしかし、これも仕方ないと言えば仕方ないのでしょうか…。

そんなことがありつつもグランポートに着いた一行ですが、港には誰も通すなと言われていると取り付く島もなし。そこにベストタイミングで戻ってきた領主エルトリクスと鉢合わせし、話を聞いてほしいとアラウネが申し出ても「貴国は確かに変わろうとしているようだ。だが忘れるな。時が流れても変わらぬものもある」と言うだけ。

これはレブラントの言うようによっぽど根深いものがあるんでしょうねえ…。エドラス王国のトップが変わり、国としての方針が変わろうとも変わらないものがある、というのはエルトリクスないしはその一族(?)の抱く感情の話でしょうしね。

エルトリクスは前領主である父親を見舞いに訪れていました。父はアラウネの来訪を聞いて、おおよそ何があったのかを察しているようで「時には強者に与することも肝要だ。我々は国ですらないひ弱な連合だ。小さき船は、荒波を避け進まねばならん」とエルトリクスに説きますがエルトリクスは「小さき船にも譲れぬものがあります」と頑な。しかしエルトリクスは、エドラスを憎んでなどいないという。

この辺りのやり取り、多分エドラス王国に何かを奪われていてエルトリクス自身はそれを奪い返せなかった己の非力さをずっと嘆いていたし、だから強くあろうとずっと努力していたんだろうなあという感じがします。

というか、この後の話でエドラス王国とエルトリクスの関係が出てくるのですが、その流れを知った今だとこの父親が「時には強者に与することも肝要だ」と説けるのはさすがに悟りを開きすぎではないかと思う。グランポートの未来と天秤にかけたとき、個人的な恨みつらみだけで判断してはならないということを言いたかったのだろうか。それでも、これはなかなか言えるセリフではない…。

で、ここでアラウネ…というかエドラス王国とグランポート領主一家との間に何があったのかがアラウネ自身の口から明かされることに。

まさかの姻戚関係でした。

過去回想

ってことは、パーディス三世に血縁者を命もろとも奪われたってわけで、そりゃエルトリクスがエドラス王国を憎むわけですよ。それを知ってて、アラウネも「望みは薄いかもしれないが、オルステラの未来のためにやり遂げなければならない」ってここに来てるんですか??? いや、エルトリクスにしてみたら本当にどの面下げてきた? って話ですよね。エリカとアラウネの母が死んだのは彼女らのせいではないにしてもですよ。

「母がパーディス三世に見初められた頃…」というとんでもない出だしから始まった過去回想ですが、あのパーディス三世に見初めるとかいう概念あったんですか!? ってリアルに声が出てしまった。戦争で他国を従えてきた軍神パーディスが、港町で一人の女性を見初めてグランポートへの不可侵を条件に娶ったんですか??? そんな条件を呑んでまで娶ったんですか????? いやまあ、だからって不可侵が永続するわけではないのは火を見るより明らかではあるんですが。

で、エリカとアラウネが産まれたわけですが、その頃着々と国を大きくしていたパーディス三世の不満は世継ぎとなる男児が産まれなかったこと。

えっ、世継ぎに自分の後を継がせる概念もあったんですか!?!!!?

これはマジの本当に驚愕でした。だって、自分の娘の婿にしたマフレズ将軍を己の傀儡にするのでなく、普通に「コイツ人気出すぎてアレだから殺すわ」って結婚式の翌日に出陣させて殺してるような奴ですよ???

仮に自分の血を引いた息子相手だったらそんなことしなかったかって言ったら、殺ったでしょ普通に。

自分がエドラス王国どころか世界の全てを掌握しなければ気が済まないような人間だったのに、この頃は世継ぎに自分の後を継がせる概念があったことが衝撃でした。少なくとも、自分がいなくなってもエドラス王国が今の感じで残ってほしいという、何と言うかこう、自分がいなくなったことを想定するような余裕?があったんだ…。

何と言うかこう、私の感覚だと自分の血を引く嫡子よりも、娘婿の方が傀儡として御しやすいのではという気持ちがあるのですが、そこはやっぱり元々オクトラ世界が中世史観に基づいた世界観であることを鑑みると、自分がいなくなった後は自分の血を引く嫡子に託したいというのはそれもそうかという感じ。

まあ、エリカが結婚する頃にはもっと指輪の力に取り憑かれていたでしょうし(そういえば碩学王の指輪はいつ手に入れたんだ)、自分がいなくなることなんか想定の外に行ってしまったんでしょうね。これとは別の話になりますが、指輪の力があれば不老長寿もあり得ることは示唆されています。

って感じで、どうしても男の世継ぎが欲しかったパーディス三世は「娘たちを処刑し、産み直せ」という本当に何言ってるか分からないことを言い出しました。仕切り直し的なことをやりたかったんですかね。。

この頃のエドラスは既に強国なので、言うたらアレですがパーディス三世は女なんて選び放題だと思うんですよね。普通に側室辺りに男児を産ませれば良くない? って思ったんですけど、まあこれをやると色々とややこしくなるし、パーディス三世的には「自分が見初めた正室が産んだ男児が跡目を継ぐ」という点が何より重要だったのかもしれないと思うとこれまたゾッとするというか、見初めるとかいう概念が本当にあったんだ…。何せ、グランポートへの不可侵を呑んでまで娶ったくらいだもんな…。どうしてもこの女に産んでもらいたい、というアレなんでしょうか。

3日後に幼い娘2人を処刑することを迫られた王妃ウルリカの元に、エルトリクスがこっそり現れます。娘2人をグランポートに逃がせ、身分を隠して生き延びるんだと提案したのですがウルリカはそれを拒否します。いや何で???

ウルリカ曰く、子どもたちは「光」であり、影に埋もれさせやしないとのことなんですが、だからってこのままエドラスで無事に成長できる保証なんてどこにもない、というか3日後に処刑しろとか言われてるのに、どうやって生き延びさせようというのか。

エルトリクスの手を振り払っておいて、「この子達にはいつか助けが要るときが来る。そのときは手を貸してほしい」というのはさすがにちょっと理解できない…。この感想ブログ書くためにイベントシーン見返してますが、やっぱり分からん。それは今じゃないのか? いずれにせよ、子どもたちをエドラスにこのまま置く選択をしたウルリカに対して、エルトリクスが「エドラスは私達から全てを奪った。エドラスに貸す手などない」と言い切るのもむべなるかな。

そして処刑当日。

「あの子達は生きるべき。その証拠はここにある」と己を刺すウルリカ。ここの理屈も正直よく分からない。

要するに、娘たちは女子であろうと自分の血を引く以上エドラスを背負う希望の光になると信じている=お前の世継ぎに相応しいから処刑するな、ここで自分が死ねば産み直しもできないだろう、だからお前も男の世継ぎとかこだわってないで娘を生かせということでしょうか。ついでに言うと、この場で自分の命を絶ってまでパーディス三世の思惑を阻止しようとしている自分の血を引く娘なのだから、エドラスくらい背負えるわいって感じ??

うーん、娘2人がエドラスの希望の光(まあ、パーディス三世がいなくなって娘のどちらかが国を継げば間違いなく侵略三昧ではなくなるだろうが)というのは分かる。ここで自ら命を絶ってでも暴君であるお前に自分の言い分を通そうとする私の子なのだから、お前もあの子たちが生きるべき存在であると納得しろというのもまあ分からんでもない。

ただこれ、結果的にパーディス三世が「おもしれー女」と納得したから良かったですが、そうでなければ、あるいは「やはりお前も所詮女よの」って吐き捨てられてたらただの死に損だった可能性の方が高くて、だいぶギャンブルな方法だったなと思ったり。まあ、代わりに自分が処刑されるから娘を助けろというのでは通らないだろうし、どっちみちこうなるしかなかったんだろうなというのは分かるのですが、やっぱりうーんである。

パーディス三世に側室がいなかった上に、この後娘2人が成長するまで後妻すらも迎えなかったから結果的に成り立ってるんですけど、パーディス三世がこの先も自分以外と子どもを作るつもりは一切ない、と確信が持てないとこの方法は取れなくないですか…。仮に確信持てたとしても、あのパーディス三世が自分の気に入らない存在を、そのまま十数年も健康的に生かしておく保証とか何をどうやったらそこを信じられるのかが分からん。逆に、そんな人間に「処刑対象の未来を託して」、本来一番の守り手である自分の命を絶ってみせた辺りがパーディス三世の琴線に触れるであろうことまで計算づくだったというか、信じ切ったというのか。

それはそれで確かに覚悟キマってるなと思うので、パーディス三世がその後ちゃんと娘たちを生かしておいたのもまあ、納得…できるか??

惚れるという概念があったことに衝撃を受けた。この章はパーディスの持つ概念に衝撃を受けてばっかだ。

そういう経緯があって、結局エドラスとグランポートの国交は断絶。「私達は何も奪わない。これ以上私達から何も奪ってくれるな。ガ・ロハがいかに強大であろうと、自分たちの守るべきものは自分たちで守る」というエルトリクスの主張もごもっともなんですよねえ…。エドラスは他から民を奪い、国を奪ってきたというのに、この上オルステラの脅威が迫っているから手まで貸せというのは何と言うかこう、貸したが最後何を奪いに来るか分からないというのはあるでしょうね。

グランポート防衛戦

そこにガ・ロハ軍がグランポートに侵攻。エルトリクスはアラウネたちの手を借りるつもりなど毛頭ないので、こっちはこっちで勝手に軍を指揮しているペラギアを倒すことに。

にゃんこってもしかしてガ・ロハ兵の乗ってる黒豹か?

地下水道に行ってみれば、そこにいたのはペラギアではなく普通の(?)軍隊長。どうやらこっちは囮で、戦ってる隙にペラギアがアラウネを暗殺するか人質に取る計画だったようです。

一方アラウネは、燃え盛るグランポートの町中で住人たちの避難誘導に徹していました。そこに実にタイミング良く現れるエルトリクス。

いやもう、誰が見てもあのやり取りの後でこの展開はないやろっていう。案の定、速攻で「あなたは誰?」とアラウネに見破られ、襲いかかってくるペラギアをクラウザーが迎え撃っている間に主人公も合流。

ここで、パーディス三世に碩学王の指輪を授けたのがタトゥロックであることが判明します。いやほんと、どういう繋がりで???

タトゥロック的にはパーディス三世に指輪を与えることで駒として、指輪を集めさせていたようなのですが、本当にマジであのパーディス三世がタトゥロックなんぞにせっかく集めた指輪を献上する????? と、未だに納得行ってないです。いや絶対しないでしょっていうか、するつもり一切なかったじゃん。抱え込んでたじゃん。何なら、碩学王含めて4つの指輪を一時的に手中に収めたくらいなんだから、そのままガ・ロハに攻め入ってタトゥロックを討ち取れば5個目ゲットだぜとか考えたって全然おかしくないでしょ。

この「我が主」がそもそもタトゥロックでない可能性はなきにしもあらずなのですが、指輪はともかく「エドラス女王の首」まで欲するのはうーん、この段階ではタトゥロックしかいないよなあ…。いや、タトゥロックも目的は指輪しかないも同然なので、エドラス女王の首はそんな熱心に欲しいかと言われればそんなことないと思うのですが(あったらあったで良いくらいの感じっぽい)、他にエドラス女王の首を欲するような奴も思い浮かばない。

少なくとも、ゴンスカが「真の王」と言っていたのはパーディス三世ではないことは明言されているのですが、本当にこの道化師姉弟がタトゥロックを主としていたかと言われると、それもめっちゃ疑問だったりします。つか、タトゥロックはどこで指輪を手に入れたんや。オルステラに散らばったとされる8神の指輪ですが、少なくともガ・ロハのある西方大陸はかなり遠そうだしオルステラではあまり知られてないっぽいので、これはタトゥロックにわざわざ渡しに行った奴がいないと成り立たなくない??

というところで奇術師ペラギア戦。

主なギミックとしてはこのシールド枚数隠しと弱点変化ですかね…。弱点変化はともかく、シールド枚数隠されると多段スキルの無駄撃ちが増えてSP消費が激しくなるのは難点。何だかんだで8種のジョブは一人ずつ配置しておくと、弱点変化にもある程度対応しやすくなるので戦いやすくなりますね。まあ、弱点が全部属性とか、弱点の種類少ないのにロックまでかかるようになったりするとこれまた厄介の極みなのですが。そしてそういうボスも普通に出てくるので困る。シンボルエネミーはそういうのが増えてきましたね。

けどまあ、いざとなればシールドの上から火力技を叩き込んでHPだけ削るという脳筋戦法もあるので、オクトラのバトルは面白いと思います。

かくしてペラギアを退けたことで、指揮官を失ったガ・ロハ軍は総崩れ。無事にグランポートの防衛に成功し、この戦いで姉ウルリカの守りたかったものを知ったエルトリクスはアラウネと手を取り合うことにしたのでした。

雪解け

とはいえ、ウルリカの守りたかったものねえ…。最初はグランポートを守るためにエドラスに身を捧げた。自分に子どもができて、子どもたちが住む世界そのものを守りたいと願った、といったところでしょうか。子どもたちには身分を隠し、エドラスやパーディス三世に見つかる恐怖に怯えながら暮らしてほしいわけではない。堂々とエドラスの後継者として生きてほしい。その願いはわかります。が、あの状況では仕方ないとはいえ、エルトリクスにはもう少し説明が必要だっただろうし、そのために選んだ方法が方法なので冗談抜きで自分だけ死に損になった上にすぐに娘たちと再会する羽目になってた可能性も大きかったので、ここはもう少し何とかなってほしかったですね。

そこにリーヴェン軍からの使いガラスが到着。書簡にはシフロ河岸でガ・ロハ軍と交戦したもののリーヴェン・アルティニア連合軍は壊滅。オルサ島の防衛を頼む旨が書かれていました。

いよいよオルサ島にて決戦のときなのですが、聖火守指長的にはこの事態静観してて良いんですか!?!!?

あとから名声編やって知りましたが、名声編の最後でサザントスは離脱してるのでシナリオの順序的にはこの段階でパーティにサザントスがいないパターンもあるのですよね…。だから聖火守指長がだんまりなのは致し方ないこととはいえ、一応指輪を封印している地が直接攻撃されているので、聖火教会なり聖火騎士団にも救援は要請すべきだったのではと思う。

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