昨日の話ですが、FF14のメインストーリーがついに6.55最新まで追いつきました…! 今の自機に転生してからは1年半かかりましたが、ようやっとです。これで7.0はログイン戦争から参加できる!(そこ?)
6.1「新たなる冒険」から始まる第十三世界にまつわる物語ですが、既にてがろぐで散々語ったとおりかなりFF4の色が濃い物語でした。これまで旧ナンバリングはあくまで小ネタや一部のモンスターなどに使用されているといった感じで、メインストーリー上はそこまでピックアップされることはなかったのですが、今回のFF4はオマージュとかそういうものじゃない…。クロニクルのリターン・トゥ・イヴァリースのように、「あり得たかもしれないもうひとつのFF4」と言っても過言ではないほどの取り上げ方だったと思います。
いつもはてがろぐの方で感想書いていたのですが、今回は総括でもあるのでこちらの方で書いてみようと思います。ブログとてがろぐの使い分けが未だに定まらない。
ゼロムス討滅戦






毎度のことながらボス戦の履行技など決めるべきところでちゃんとかっこよく元ネタを決めてくれるのはすごいなと思います。難易度的には多分ゴルベーザ討滅戦の方がちょっと難しい…のですが、ゼロムス討滅戦の方は初見でもある程度ギミックに対処しやすくて楽しいボスでした。というか、私がFF4好きすぎて6.1以降の討滅戦全部楽しかった。6.0の討滅戦は正直どれもルレで当たりたくないのですが、6.1以降の90討滅戦はどれが当たっても好き(ギミックに対処できるとは言ってない)。
何よりね、ビッグバーンのエフェクトが原作そのまんまってところがめちゃくちゃテンション上がってしまったし、いわゆる発狂モードもアジュダヤの「どうして邪魔をするの! 私は帰りたいだけなの!」という叫びで突入という…そしてそこのBGMが赤い翼。ここで!? ってなりましたねえ…。バイオもフレアもメテオもブラックホールも完備ですよ最高か?? 強いて言うなら、ワームやトルネドは…? という感じもありますが、まあそれは仕方ない。あれカウンター技だし。なお、私は例によって反応が遅れに遅れてぶっ倒れた挙句、蘇生をもらったのに起き上がって速攻でビッグバーンに倒れるというリディアムーブをかましました…。そんなところまでFF4再現せんでいい‼
ゼロムスの覚醒なのか発狂なのか、それによって原初世界に至る次元の壁に穴が開き、原初世界の月の風景が見えるというものすごい演出を見せていただきました…。いやこれはほんとすごい。正直、終焉の戦いでもメーティオンの見てきた星星の終焉やら何やら、演出がすごかったですがそれよりもすごいなと思ったかもしれない。迫力というより、ゼロムスは本当にちゃんと次元の壁を壊すほどの力を持った大妖異であり、「ゴルベーザ」の理論はちゃんと正しかったということの証左ですよこれ。
何がすごいって、彼は次元を渡ることもなくアシエン・イゲオルムがもたらしたほんのわずかであろう情報とゾディアークの痕跡を元に、「ヴォイドのアンデッドを生命の巡りに帰すため原初世界を奪う」という目的を見出し、その方法としてゼロムスの召喚に辿り着いたことですよ。鏡像世界の存在すら、ここ最近まで知る機会のなかったヒカセン達(異界ヴォイドの存在は知られていたけど、それが鏡像世界だとは思ってなかった)よりずっとずっと以前から、「ゴルベーザ」はその時のために5000年以上もの間準備を進めていたわけで。古代人に匹敵する執念と知恵の持ち主じゃあ…。まあゴルベーザ本人じゃないんだけど。
さて、ゼロムスを無事倒したはいいものの、ここは死のないヴォイドなので当然ゼロムスは何度でも復活してくるわけで。
そこもちゃんと回収してくるんかい。
ほんと、元ネタを知らなくても十二分にFF14のストーリーとして違和感なく出来上がってるんですけど、知ってても「ハァ? 何でこれ?」みたいになるシーンが1個もないのがFF14のすごいところだと思う。
で、攻撃を再開してきたゼロムスの前に立ちふさがってきたのが何とゴルベーザ!?
どうしたお前、正気に戻ったのか!?(※14のゴルベーザは元々ちゃんと正気です) などと友人とキャッキャしていたらここでヒカセンの超える力が発動。ヒカセンがゼロムス討滅戦をこなしている間に、ゼロとゴルベーザの間で何が起きていたのかが開示されました。







何と、ゼロがゴルベーザを説得してくれていました。彼女は出会った当初は生きることも死ぬことも含めて何もかもを諦めていたし、対価となるエーテルなしには動くことすらなかったのに。ヒカセンとの旅を通じて、特に第一世界を自分の目で見たことで彼女は彼女なりに「信じる仲間と共に歩めば、いつかは何かを変えられるかもしれない」と前を向くようになっていました。
よし、私と一緒に黄金郷行ってもっと色んな世界を見て回ろうぜ!!!!!
マジで…マジでついてきてくれない? ゼロと旅するの楽しかったからさ…。暁はもういいんだよ、終わったからあ!
一度ヒカセンが倒したとはいえ、圧倒的な強さを誇るゼロムスに武器である鎌を叩き折られてしまったゼロでしたが、諦めることなく立ち上がった彼女を何と第一世界で取り込んだ光が…光が!!


セシル!! セシルじゃないか!!!
パラディンになりおったーーーーー!!!!!!
笑うところじゃないのに手叩いて笑ってしまってすまない…。いや、この笑いは何というかもう、歓喜の舞みたいなもので嬉しすぎて笑うしかないみたいな…。ゼロは元々リーパーで暗黒騎士ではないですが、いやもう闇の力を行使して戦っていたゼロが光の力を得てナイトになるとか、これがパラディンじゃなくて何なのさ!! 多分このゼロをフェイスかコンサポで連れて行ったらジョブに「パラディン」って書いてるよ絶対! このカシオミニを賭けてもいい。
かくして、ゴルベーザとゼロの全力アタックによってゼロムスはメモリアに封印、中にいたアジュダヤの魂はヴリトラの魂を込めた咆哮により己を取り戻して、ヴリトラの元に戻ったのでした…。
ゼロムスを倒し、当面の危機を回避したゼロとゴルベーザはヴォイド復活のヒントを得るべくまずはヴォイド各地を二人で旅することになったのですが…。いやこれ、FF4では最終的に違う道を歩むことを選んだハーヴィ兄弟が同じ道を歩むことを選んだIFとも取れるわけで、まさにもうひとつのあり得たかもしれないFF4だったと言っても過言ではないエンディングだったなと思います。地上であれだけのことをしてしまったゴルベーザは月の民として生きることを選び、FF4TAでもフースーヤの行方を追って月に残ることを選んでいました。長きにわたってお互いの存在を知らないまま敵対し、憎み戦い合ってしまった兄弟がそれぞれ別の道を歩むことはある意味では仕方ないことではありますが、一抹の寂しさがあったのも事実で。そんな二人のオマージュキャラが今度は手を取り合って、世界を変えようと、本当の英雄として共に旅立つ姿には往年のFF4ファンとしてグッと来るものがありました…。ありがとう吉田。
6.55~
ヴォイドでの死闘を経て原初世界に戻ったヒカセンを待っていたのは、7.0に向けた布石…もとい、新大陸からはるばるやってきた王女様でした。まあ要するに、ハンターハンターの王位継承戦みたいなやつが始まるのでそこにヒカセンが協力者として参加するという流れだったのですが、「ガレマルドは喫緊の課題として周辺の国や民族とどのように接していくかという問題がある。そこで他種族国家であるトラル大陸を見て勉強したいのだ」などという名目で双子がついてくることになるとは思いも寄りませんでしたよガレマルドに帰れ!!!!!
新大陸では最強の幻獣ヴァリガルマンダが~という話も出たりして、会えるんですか!? 異世界(クロノトリガーの世界)に飛ばされたりしないですかね大丈夫!? などと友人とキャッキャしてしまいました…。
とりあえず、諸々に先駆けてクルルさんのピクトマンサー姿がお目見えとなったわけですが…
じゅっ、十二賢者リルム!?
そういえば、新生の最後の方でプラエに攻め込もうぜという一連の作戦のことを「十二賢者の行進(マーチ・オブ・アルコンズ)」と称していたものの、結局十二賢者って何なのかさっぱり分からないままだったところで急に出てきたよ名前が。しかもリルム。トラル大陸は青魔法(ラーニング)の起源もあるということなので、もしかするとサマサの村が出てくるのでは…と期待が膨らんでしまいます。というか、友人が「十二賢者の一人がリルムってことは、これもしかしてFF6の主人公ズが十二賢者ってことなんですかね…」と言い出して「そ、それだ…」ってなっちゃいましたねえ。確かに、崩壊後の任意加入であるゴゴとウーマロを除けばFF6の主人公は全部で12人。そしてこの12人はそれぞれが違ったジョブ特性を持っている。あ、あり得る~~~!!! 現に、ドラヴァニア雲海に住むモーグリ達の間では最強の戦士としてモグの名が語り継がれてましたし、その流れで十二賢者がFF6の面々ということは十二分にありますよこれ。
ここまで散々FF4を見せつけられてきた私と友人、さすがにここまで露骨ではなくとも(既に事件屋とオメガでFF6ネタは割と出してるし)、ヴァリガルマンダといい十二賢者リルムといい、FF6オマージュネタが出てきても不思議ではないと急に7.0に対するモチベが上がったのでした。いや、少なくともピクトマンサーのジョブクエではリルムの話は出すだろうし、自機が銃と鎌を筆に持ち替える日も近いな!


ということで、クソデカつづくを拝んでメインストーリーは一旦完結です!
いやー、私のヒカセン歴も無駄に長くなってきましたが戦闘技術とかハウジングとか映えるスクショの撮り方だったりエオルゼアの歩き方みたいなものはちっとも上向かないまま、最新まで辿り着いてしまった…。初めての経験♡
まあ、ゲームですからね。まとめサイトに踊らされて「こうならなければならない」ってプレイすると一気に楽しくなくなると思うし、マイペースに自分の好きなように過ごせてる今は素直にFF14を楽しんでいます。やることないなってときはインしないし、普通に別ゲームやってたりするしね。
旧作ファンなので、FF14の各所に散らばっている旧作オマージュネタなどはめちゃくちゃ楽しんでいます。いやもうマジでサントラ早くサブスク解禁してくれ。FF4アレンジの数々をプレイリストにぶっ込んで延々とリピートしたい。
メインストーリーが終わったので、あとは適当にサブクエを片付けつつ、しばらくはP3Rをやろうかなと思っています。それが終わったらサブキャラのメインかなw