本当にとりとめもないつぶやき

おにぎり頬張ってるヒカアグの絵を塗りながらふと思ったどうでもいいこと。

親友を奪い、戦友も奪い、母の命も父の命も、領主として治めていた街も、更には反逆者の汚名を着せて王子としての地位までも奪い、まさにヒカリくんの全てを奪ったムゲンですが、全てを奪われた弟が遠く離れた土地で美少女と一緒におにぎり食べながら誰にも見せたことのないようないい笑顔でリア充してるの知ったらどういう気持ちになるんだろう。

「ク国では、サンドイッチの代わりにこうして米を片手サイズに握ったものを携帯食とすることがある。おにぎりと言うんだ」
「へえー、あたしお米ってあんまり食べたことないけど、アズキガユみたいに柔らかくしたり、こんな風に握ったりするって色んなことができるんだね」
「そうだな。だがアグネアが作るサンドイッチも色んな味があってどれも美味いと思う」
「えへへ、そうかな。あっ、おにぎり美味しい〜!」
「外で食べるとまた格別だ」
「ヒカリくんが作ったおにぎりだから余計美味しいのかも。ね、あたしにも作り方教えて? そうしたらヒカリくんにいつでも作ってあげられるし。サンドイッチみたいに具を入れたりはする?」
「ああ、入れることもある。アグネアが作ってくれるなんて楽しみだ」

なーんて感じで終始ニッコニコしながら二人でおにぎりあむあむしてるとかかわいすぎんか…。いやこれはムゲン氏もうらやま…じゃない、おのれ軟弱者が!!!って怒り狂うこと必至だなあと思ったりしたのでした。

割と真面目に、ヒカリくんはあの事件がないままク国の王位に就いていたとしたら、自分の呪われた血のこともあって結婚することも恋をすることもなかったのではないかと思ったりしてます。国を追われることになってしまったからこそ、かけがえのない7人の仲間に出会えたし、アグネアという運命の相手にまで出会ってしまって、彼女とならこの命尽きるまで添い遂げたいと願ってしまうまでになるという…。つまりムゲンはキューピッド…ってコト!?(そんなわけあるか)

世間的には、ヒカアグは鈍すぎてくっつかないとか、旅が終わったらそれぞれの道を歩んで「いい思い出」として終わらせてしまうだろうなって意見を見かけるのですが、いやヒカアグこんだけ惹かれ合ってるんだから、旅が終わったらそれぞれの道を歩みつつ「時が来たら必ず一緒になろう」って誓い合って、それを糧に頑張るやろ…って私は思いますね。お互いに相手の夢や目標を一番応援してるし、夢や目標のために己の想いも相手の想いも犠牲にするなんてことはしないだろうと。

アグネアが笑顔にしたい人の中にはク国の人も含まれてますし、ヒカリくんのことも笑顔にしたいわけでね?

ヒカリくんは血の流れない国を造り、アグネアはク国を含めた世界中に安全に歌と踊りを届けて、温かな未来を築くわけでね?

「ク国が血の流れない平和な国になったら必ず迎えに行く」「じゃあ、あたしはそれまでに王様が迎えに来てくれるような大スターになっておくね」ってフフッと笑い合うような、そんなヒカアグが私は見たいし好き。

何かおにぎり食べてるリア充爆発しろ的なムゲンさんからえらい話が逸れた。全てを奪って苦しめて殺してやろうフハハハみたいな感じである意味絶望感満載の旅立ちだったのに、見知らぬ土地でめっちゃリア充してて、それでいて着々と戦力もつけているって色んな意味で恐ろしい子ですわヒカリくん…。まあ、後から思い返せば「必ず帰るぞ…」って前を向いて進んでいたので、絶望感満載ってほどでもなかったような…いや絶望感満載よな…?

「孤独な王子は東へ、東へ━━」って言われてたのに初っ端からパルテティオとアグネアを仲間にしてる辺り、逆方向やんけ!方向音痴か?などとツッコむのは野暮というものだろう…。アイコンが見えたらそっち行くでしょ!!

ヒカリくんの旅立ちはあんまりにも悲劇からのスタートだったのに、その後のパニキ(※パルテティオ兄貴の略)とアグネアがあんまりにも希望に溢れまくってたので、ヒカリくんのメンタルが割とマジで心配になったりしたのですが、今思えば逆にこの二人に最初に出会えてたのは救いだったのだろう…。パニキとアグネアのスケールの大きな夢と希望、そして彼らの言葉は決して嘘ではないと教えてくれるかのような歌と踊り、配られる銀貨と男気。本当にヒカリくんはこの二人にめちゃくちゃ勇気づけられたと思うんだよなあ。ク国の問題にそなたたちを巻き込むのは本意ではない、って感じだったんだろうけど「こうして一緒に旅してる以上は一蓮托生だ、できることは何でも付き合うぜ!」「戦うことは難しくても、仲間を集めたりは協力できるべ!」みたいにグイグイ来られて「ああ、では俺もそなたたちの願いには必ず報いよう、友よ」って拳を突き合わせるみたいなね、そんな一幕あってほしいですね。

ちなみに私のオクトラ2、結局OCTOPATHの順に最終章を進めておりまして、残りはアグネア、テメノス、ヒカリくんです。ちょっともうねー、他のキャラの話も色々思うところはあるんですけど、一応メモ的なものは残してるので後日まとめて書くというか、メモ転載しようかなと。ここまで来ると、さすがに8人の物語は何かが裏で繋がってる感が満載なのですが、それが何なのか、8人の物語がどう収束していくのかめっちゃ楽しみでありつつ、終わってほしくない感がヤバいです。この8人でまだ冒険したいんですが…いやまあ、トロフィーとかまだ全然埋まってないし、サブストーリーも半分くらいしか開放できてないし、ダンジョンもほぼ放置してるのでまだまだ冒険は終わりませんけど。メインストーリーはそろそろ終盤が見えてます…つらい。

まだクリアしてないのにあれこれとヒカアグの絵を描いてる場合ではないのですが、可愛いから仕方ないね。友人とかわいいかわいいって色んなシチュ語ったりしてるんですけど、そういうのを聞くとね、描きたくなるんだよね、そういう生き物だからね、仕方ないね。

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