#テメキャス
キャスティのテーマを聴いていると、キャスティの小さなかすり傷を魔法で癒やしてあげるテメノスが浮かぶ。
紙の端とかでピッと切ってしまった傷を、手持ちの薬草で手当てしようとカバンをゴソゴソしているキャスティの手を取って、
「まったく、記憶がなくとも貴女がどういう人物だったかというのは手に取るように分かりますね」
「そうかしら…」
「少なくとも、貴女の近くにいた人は今の私と同じ心境だったでしょう。まあ、神官の回復魔法に癒やせる傷は微々たるものですし、貴女がこれくらいならと思う気持ちも分かりますがね。ただ━━」
「ただ?」
「これくらいなら、私を頼ってくれてもいいのですよ」
「ふふ、わかったわ。神官さまにお説教されてしまってはね…」
って感じで柄にもないこと言ったなーと照れるテメノスに、くすくす笑いながら身を預けるキャスティ萌える