#ヒカアグ
男女カプでヤることヤってりゃ当然新たな生命を授かる可能性もある…のですが、私はそのカプに子ができたらどっち似で〜名前はこれで〜とかそういうことはどうでもいいタチだし、二次創作と言えど無いものを生やすのは嫌いなので自分では考えないのですが、カプの二人が新たな生命を授かることを意識したときに考え方に変化が出るとか、懸念することを明かし合ってふたりで乗り越えようと決意を新たにする、みたいなのは好き。
で、ヒカアグではどうだろうとちょっと考えたとき、まあやっぱりヒカリくんにとって一番の懸念事項って自分の持つク家の呪われた血=ダーケストの血が継承されてしまわないか、ってところだと思うんですよね。
ヒカリくん自身はお母さんであるクラさんが光の一族の末裔であったため、その力もあって血を制御し支配下に置くことができました。もちろん、ヒカリくん自身の心持ちだったりそういうのも大きいと思うけどね、制御できるようになったのはやはりクラさんの血の影響も大きかったろうと。
が、アグネアはまあ言うたら一般人です。ヒカリくんの中の光の一族の血というのも、クラさんが末裔ということはまあまあ薄いものだと推察できるし、ヒカリくんの代だけで終わってしまってもおかしくはない。
もし呪われた血が、我が子に継承されてしまったら。
子が呑まれてしまったら。
またク国の歴史は血に塗れてしまう。それだけじゃなく、アグネアを危険に晒すことになってしまうかもしれない。万が一のときは、自分で我が子を斬らねばならないかもしれない。
闇に呑まれる怖さを誰よりも知ってるから、呑まれた自分が何をしたのかも知ってるから、より心配って部分はあると思うんですよね。
でもまあ、そんなことも全部アグネアが吹っ飛ばしてしまうというか。
「あたしを誰だと思ってるの? 世界中の人たちに希望を届けるスターだよ? 呪われた血にだって、希望を届けてみせるよ! それにあのとき、みんなで明日を迎えたいって闇に立ち向かったじゃない。ヒカリくんも、その想いを胸に勝ったんでしょ? なら、この子もきっと勝つよ。ヒカリくんの子だもの」
って感じでヒカリくんの懸念を笑顔ひとつで全部吹っ飛ばしてしまうんだべな〜…。
「そなたがそう言うのなら、きっとそうなる。そなたの言葉にはそれだけの力がある」ってアグネアを抱き締めて、アグネアを好きになって、結ばれて本当に良かったと噛みしめるヒカリくんですよ。
圧倒的ヒカリ属性のアグネア、ほんと良い…(これが言いたかっただけ)畳む