#ヒカアグ
ヒカリくんの中には目指すべき国の姿というのが確固たるものとしてあるんだけど、旅の中で色んな国を見て回って一番「こうありたいものだ」って思ったのがクロップデールだといいなあと思う。
のんびりしてて緑豊かで、ク国は気候的に緑豊かとかは無理でも少しでも近付けたいと植物園とか作ったりしてほしい。
たまにアグネアが「王様もたまには休まなきゃだめだべ!」ってクロップデールまで引っ張っていって、二人で緑豊かな森を散策したり木陰で休憩したりのんびりしてほしい。
オクトラ2世界、当たり前みたいに盗賊団とか殺し屋みたいなのが町人に紛れてるくらい治安悪いので、そういうのが何もなかったクロップデールはほんと癒しだったし、だからこそアグネアがああいう子だったわけで、ヒカリくんにとっては一番目指したい姿になり得そうだなあという妄想。
アグネアがそばにいてくれれば、ヒカリくんは何もブレない、間違えない。
けど、それと同時に彼の中で確かな指針としてカザンの存在は欠かせないと思う。ヒカリくんにもアグネアにも、迷うことや立ち止まることはきっとあるけど、そのとき標になるのはきっと「カザンのような人をもう二度と出さない」というのはあるはずで、それを標として二人で(あるいは8人で)道を選び取っていくんだろうと思います。オリが生き残ったのも、きっとそういう意味があって、彼女を通してみんな、あのとき炎の中に落ちていったカザンの顔を思い浮かべては、厳しくとも立ち上がって明日へ歩むと思う。