#ヒカアグ
都会に出てスターになるために標準語(?)の練習するアグネアかわいいと思うけど、あれだけ訛りが浸透してる村でどうやって標準語の勉強してたんだろう…。新聞とか雑誌? って思ったけど、西大陸では新聞自体がまだそこまでメジャーじゃない感じだったし、お母さんに教わろうにも小さい頃に死別してるから難しいし。
酒場に来た旅行者とか村を訪れた吟遊詩人とかに教えてもらってたんだろうか。
その後紆余曲折を経てヒカリくんと結婚することになって、
「王妃様になっちゃうってことは、あたしもヒカリくんみたいに厳かな話し方を覚えた方がいいのかな?」
「俺の話し方が厳かかは分からぬが、そなたはそのままで良い。そなたの明るい話し声はク国のこれからに必要だ。それに、アグネアはありのままが一番魅力的なのだから無理に変える必要などない」
「そ、そうかな…そったらこと言われたら照れるべ…。あ、でもやっぱりこの訛りはヒカリくんの友の前じゃダメだべ〜」
「そなたの話し方は全てが愛らしいな。親しみやすくて良いではないか」
「わ、笑わないでっ」
ってわちゃわちゃするんだべかわゆ〜!
くつくつ笑ってるヒカリくんに、もぉ〜! ってプンスコするアグネアずっと眺めてられる。すまぬ、って笑いながらアグネアのことを抱きしめて、「そなたはありのままで良いということだ。俺の友はそなたの飾らぬところを気に入っているし、俺が一番それを愛おしく感じている」って優しく囁いて頬とかにキスするんですよ。
何だか丸め込まれたような気がしつつ、ヒカリくんがそこまで言うなら…ってヒカリくんに身を預けるアグネアなんだけど、後日ベンケイさんとかライ様にやっぱり話し方教えて! って迫って練習してるとかわいい。
それはそれとしてヒカリくんの口調って難しいよね…。畳む