正直、今の自分の作品を好きだと言ってくれる人は友人以外いない。作品を見てもらった上で、感想やらいいねやらを貰うには互助的な交流が必要というのはある意味ではそうなのかもしれない。
でも、私のそこそこ長いオンライン同人活動の中で、熱心な感想をくれるのはいつだってどこで私を知ったのかもよくわからない人だった。いつだってほとんど言葉も交わしたことのない人が、匿名箱なんて介さずに直接リプライだったりメールだったりで伝えてくれた。今よりもっと拙くて、見るに堪えない絵や漫画を好きだと言ってくれた。
それを思い出すと、まあ、やっぱり自分は恵まれてるんだろうなと思います。神絵師とかではないけど、刺さる人には刺さるし、見つける人は見つけるみたいな、そんな隠れ家居酒屋みたいになれたらなと。