ヒカリくんもアグネアも、王子や領主という立場だったり、お母さん代わりのお姉ちゃんな立場ゆえに甘え下手だったりするんだろうなあと思う。どちらも早くに母親を亡くしてるし、父親は子を甘えさせられる感じではないしね。アグネアはおねだり上手だけど、甘えるのとはまた違うわけで。
今考えたら、アグネアがおねだり上手なのは無口で不器用な父親に、娘への愛情表現をさせてあげるきっかけ作りで鍛えられた技術みたいなところはあるのかも…。旅立ちのとき、母親のステージ衣装を自分から渡すことすらできなかったくらいだからな父さん…。現代の価値観だと、娘にそこまで空気読ませるなって話でもあるけど、まあオクトラ2の世界観と父親がアグネアの旅立ちに反対してた流れも考えると、さもありなん。
話逸れたけど、ヒカアグはお互いに何となく甘えたいなあ…と思っても、上手くそれを表現できなくてピッタリ寄り添ってくっついてるだけみたいになってそうで、そういうところも可愛いなと思う。
抱きしめてもらいたい、キスしてほしい、何かお話してほしい、その先ももっと、ということが上手く伝えられなかった二人が、長く一緒にいるうちにだんだん分かってきて「どうしてほしい?」って聞けるようになったり、「抱きしめてほしい」って口に出せるようになったり、そのうちに言葉にしなくても分かるようになるのが最高です
#ヒカアグ